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給与と福利厚生への従業員満足度

中国の従業員が会社への満足度を評価する基準として、会社の「発展空間」はもちろん、給与や福利厚生制度がいかに充実しているかが決め手となります。現金給付は「既得権」となってしまいますが、イベント関係の福利厚生は喜ばれる傾向にあるようです。

会社の「発展空間」が重要

みなさんの会社は、従業員の満足度調査を実施されていますでしょうか?

当社は様々な機会を通じて、いろいろな会社の社員に触れていますので、今回は「給与と福利厚生に対する従業員満足度」について書こうと思います。

彼らに対して、自社の満足な点を聞いてみると、「昇進の機会があると感じること」「仕事を通じて自身の成長を感じることができること」との回答が必ず上位にあがります。

会社の「発展空間」が中国の従業員にとって非常に重要な要素であることは、既にみなさんも実感されていることだと思います。また、社内の人間関係が円滑かどうかも重要な点です。

「尊敬できる上司がいるから」、「気の合う仲間がいること」、「会社の雰囲気や文化が好き」という意見もよく耳にします。グワンシー(関係)を大切にする中国人スタッフらしい回答です。

評価される福利厚生は?

それでは、給与や福利厚生制度に対する意見はどうでしょうか?ここで重要な点は、「ウチの会社は給与が高いので満足していますよ」と回答する社員は「ほぼ皆無」という事実です。現金給与はいわゆる<衛生要因>です。

「うちの会社で不満なところ? そりゃあ給与が低いことですよ」と回答する社員は多く見かけますが、「給与は十分です」と回答することはありません。なので、現金給付は業界水準などをよく見ながら、「不満が大きくならない程度」に上手にコントロールするに限ります。水準以上に増額していっても、ほとんど満足度向上につながりません。そして、(さらに悪いことに)お金は社員の「既得権」になっていくだけなのが現実です。

一方、福利厚生はどうでしょうか? 面白いことに、福利厚生は不満要因と満足要因の両方に出てきます。「ウチの会社は福利厚生がイマイチなんだよね」と社員から多く出てきている場合は、「うちぐらいの会社規模だったら、これぐらいの福利があって当たり前でしょ」と多くの社員が感じていると思われます。

具体的には、大手の外資系企業のホワイトカラーであれば、補充医療保険、補充公積金などが「あって当たり前」の制度と思われているケースが多いと思います。

また、最近の(都市部周辺の)工場のブルーカラーであれば、通勤バスや自己負担が少ない(または無料の)食堂が該当するかもしれません。

一方、社員から積極的に評価される福利厚生はなんでしょうか? イベント関係の福利厚生はやはり記憶に残りやすいと思います。

「去年の社員旅行はバンコクに行けたので良かったよ」、「忘年会で妻も招待してくれて、みんなの前で表彰されたのは嬉しかったよ」など、派手な社員旅行(や表彰)は、実は費用対効果が良い制度といえます。みなさんの企業でも、給与と福利厚生についてのバランスを再検証するタイミングかもしれません。

 

http://www.benefit-one.com.cn

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