Webでの情報発信は、微信(WeChat)での電子雑誌に移行しました。QRコードから
公式アカウントに
アクセスしてご覧ください。

中国ビジネス情報誌 Whenever BizCHINAから、お役立ち現地情報を発信中

※掲載内容は全て、誌面掲載時の情報です。

about_us

「良い福利」と「悪い福利」とは?

 

 

「社員満足には<良い満足>と<悪い満足>の二種類があるのを知っていますか? 経営者は極力<良い社員満足度>を高める努力をするべきです」――。先日ある著名な経営者のお話を聴く機会がありました。社員満足度に関するとても興味深い話でしたので、ここで紹介させて頂きます。

 

前向きな「良い社員満足」

「良い社員満足とは、達成感や自己実現に基づくもの。周囲から『やったね!』と褒められて、本人も喜ぶ。そして、自分の成長も感じることができる。そんな前向きな社員満足のことです。一方、悪い社員満足とはなにか? 簡単にいうと『まあこのままでいいや』という現状維持の精神からくる満足のこと。ぬるま湯意識、危機意識の欠如からくる満足といってもいいでしょう」。

 

 

「良い福利厚生」とは

この話を聴いて、私は「ああ、会社の福利厚生や奨励でも似たような話があるな」と感じました。福利厚生にも同様に「良い福利厚生」と「悪い福利厚生」があるということです。

では、良い福利厚生やインセンティブとはどのようなものでしょうか?

上記の<良い社員満足>の話と同じように考えればいくつかキーワードが浮かぶと思います。すなわち、

 

「社員が心から喜び、」

「仲間や上司との一体感を感じることができ、」

「会社に対しても感謝の気持ちを持つことができる」

 

そんな福利厚生だと思います。社員旅行や年会などでの表彰をうまく運営できている会社は、社員の前向きなエネルギーを引き出すことに成功しています。

 

 

感謝薄れる「悪い福利厚生」

一方、悪い福利厚生とはどのようなものでしょうか?

一言で言うと<まあもらえるものはもらっておこう>と社員に思われる類の福利厚生だと思います。

時代的な役割を終えている手当、月餅などの季節の儀礼、誕生日プレゼントの映画券などが該当するかもしれません。

特に豊かになった沿岸部のホワイトカラーは、数百元相当の手当や現物給付を本音ではほとんど嬉しくないと感じているはずです。

最近の我々の調査では、ブルーカラーでさえもケーキ券などの少額プレゼントに対して感謝の気持ちが薄れ始めていることが分かっています。

 

従来型福利厚生、人事の見直しを

しかしながら、彼らは決して自分から「こんなの会社経費の無駄遣いですからいりませんよ」とは言いません。誰だって「わざわざ『いらないです』というのも損だしね」と考えるでしょう。

中国では、人件費を以前ほど増やせなくなっている会社がほとんどです。最近では、コスト削減に取り組み始めている会社も多いと思います。「悪い社員満足」につながるような各種人事制度は見直しの時期に来ているのではないでしょうか。

「悪い福利厚生」の見直しには総経理や人事部長の強い意志が必要です。今こそ経営者のリーダーシップが求められてきている時期だと思います。

 

 

人民元
 その他、為替レートは、こちらより。
やまびこ上海 ウェネバー人材 ウェネバートラベル
ウェネバーオンライン らくらくプレス