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福利厚生の現金化にご注意!

近頃、社員への福利厚生を現物支給から現金にする会社があるようです。しかし、問題点も多く、企業は社員の多様化するニーズに応えることのできる福利厚生を模索していく必要があります。

感謝の気持ちが薄れる現金給付

先日ある会社を訪問したところ、総経理が「いやあ、まいったよ。工会から

   “中秋節の買物カードの値段を上げてくれ”

って言われたよ。もともと会社の気持ちであげていたものなのに、まったく世知辛い話だよね」と仰っていました。

この会社は、以前は月餅などの実物を配布していたのですが、近年社員のニーズに応えてスーパーで使える現金カードに変更したとのこと。ところが、その弊害が出てきたようです。私は、福利厚生の現物給付を安易に現金や消費カードに変えてしまうのを勧めていません。現金にしてしまうと、本来福利厚生のもつ感謝、慰労の気持ちが一気に薄れてしまうからです。

現物給付には、季節の儀礼、社員旅行、医療保険など幅広くありますが、いずれも社員に「会社は自分たちのことを考えてくれている」という気持ちを持ってもらえる効果があります。そしてそれは記憶に残りやすい。

ところが、お金になるとそうではなくなります。社員はもらった瞬間は嬉しいかもしれませんが、毎年続いていくと満足しなくなります。「もらって当たり前」という気持ちになり、社員はその額が減った時だけ大きな不満を持つようになります。そして、前述の例のように条件交渉における要求事項になります。それでは本末転倒ではないでしょうか?

確かに社員に聞くと、「福利なんていらないから現金で!」と言うかもしれません。でも、ここは我慢のしどころです。もう一度述べますが、これまでの現物給付を現金手当に移行したり、買物カードにしたりすることは、上記の理由からお勧めできません。

ポイント制の導入

我々は次のような制度を提案しています。季節の儀礼、永年勤続表彰、総経理賞などの現物給付はポイント制度にすることによって多様化するニーズに応えていく。ポイント制であれば社員は貯める楽しさを味わうこともできるし、ゲーム性があるので少額のポイント付与でも喜ばれます(現金に比べると既得権の感覚も少ないはずです)。

そしてそれだけではなく、社員同士が顔を合わせるイベントで社員の一体感を高める工夫も必要です。たとえば、忘年会での社員表彰や、派手な社員旅行(海外は特に最近はニーズが高い)などを行うことで、より社員に喜ばれる会社になると思います。

当社は最近、「豊かになった中国人は、今どんな福利厚生を求めているか?」というグループインタビューを行いました。ここから得られたヒントを引き続きメルマガやセミナーなどでも発信をしていきます。ご興味ある方はメルマガ購読をWEBサイトからご登録ください。

 

http://www.benefit-one.com.cn

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