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「温かみのある」会社とは?

中国人が会社や上司を評価するときに、「人性化」という言葉をよく耳にします。彼らの考える「人性化」とはどのようなものでしょうか。また経営者側は彼らの声に対し、どのように対策をとればよいでしょうか。

中国人が考える「人性化」とは

みなさんは「人性化」という言葉を聞いたことがありますか? 日本語では「人間らしい」「温かみのある」という意味になります。

この「人性化」という表現は中国人が会社や上司を評価するときにもよく出てきます。今回、当社は20代のホワイトカラーと工場労働者にグループインタビューを行いました。

そこでも、「うちの会社は温かみがないよね」「人間らしい職場ではないよ」という際にも「人性化」という単語を使って発言していました。

ただ、彼らはこの単語を非常に「広い意味」で使っているように私は感じました。いくつかのパターンに分けてご紹介します。ひとつは、「甘え」というか、若者独特の幼さから来る発言です。

(司会者)どうして日系企業は温かみがないと思うのですか?

「タバコを吸える時間も制限されているし、時間ごとにチャイムが鳴るしね。監獄で働いているみたい」(日系企業工場労働者24歳男性)

「日系企業で働いている友人は、工場でアイスクリームを食べたということでクビになったみたい」(中米合資企業工場労働者27歳男性)

こうした発言は、経営側はまともにくみ取る必要はないと思います。

ただし、「どうしてこうした行為がダメなのか」を末端まで説明する努力は必要かもしれません。

そして、2つ目は、労働時間が長すぎるケースです。

(司会者)どんな福利厚生が増えると嬉しいですか?

「有給休暇がもっと増えると嬉しい」(日系企業貿易事務27歳女性)

「誕生日休暇が欲しい。3年この工場で働いているけど、一度も誕生日を家族と過ごせてないんだよ」(中米合資企業工場労働者27歳男性)

彼らはもらっている給与と比べて、労働時間が長すぎると考え、「うちは温かみのない会社」と考えている可能性があります。業界水準との比較などをして、それが事実であれば改善を進めた方がいいかもしれません。

細かい福利を気にするスタッフ

そして、最後は福利厚生から感じる「温かみ」です。

(司会者)どうして自分の会社は温かみがないと思うの?

「健康診断はあるけど、本当に簡単なものなんだ。食費も月100元しか補助してくれない。社員旅行なんてうちにあるわけないよ」(中米合資企業工場労働者25歳男性)

(司会者)どんな設備があると嬉しい?

「シャワールームがあるといいな。さっぱりしてから帰宅したいしね」(日系企業工場労働者21歳男性)

些細なことかもしれませんが、末端の従業員は細かい福利を気にしています。工場労働者や20代のホワイトカラーもどんどんと豊かになってきていますし、彼らは情報も多く持っています。昔ながらの「工場としての中国」という発想を経営者が強く持ちすぎると、「温かみがない会社」と社員から言われてしまうかもしれません。他社と比べてこのあたりの福利厚生が劣っていると、社員の不満を招く原因になってしまう可能性がありますので、もし心当たりがあるようでしたら改善が必要です。

当社は、「中国スタッフは、今何を考え、何を会社求めているのか?」をテーマに若者向けのグループインタビューを最近行いました。

ここから得られたヒントをセミナーでも発信をしていきます。

詳細はWEBサイトをご覧下さい。

 

http://www.benefit-one.com.cn

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