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爆買いを今後の好機と捉える!?

9月1日から新しい関税法の施行 や、中国元のドルに対する値下げなど により、中国消費者の爆買いがどうな るか懸念され始めた。現状ではまだし も、中国元の為替がさらに5%ほど下 がったり、空港での税関がさらに厳密 に各荷物をチェックするようになれば日 本爆買いも鈍ってくると予想される。

というのも日本の前に爆買いの恩恵 を受けていた香港地区は今年、観光 業全体が40%以上落ち込んでおり、 本格的に中国観光客を取り戻そうと している小売店が多い。利益率を下 げての販売、ホテル宿泊料金も下がっ てきているところを見ると、香港地区 が再び爆買いスポットとしてのシェアを取り戻す時期も近いと感じる。

それを考えると日本インバウンド狙 いの投資にだけ集中するのは危険であ り、香港地区や中国内地での販売戦 略も継続して改革していく必要があ る。例えば、爆買いを通じて家電以 外の日本の日用品を知った中国消費 者は非常に多い。日用品は買いだめ しても2カ月もすればなくなるが、2カ 月ごとに日本に買い物に行く訳にもい かない。このインバウンド販売を、中 国でも日本の日用品を常時買ってもら えるようにする好機と考え、その販促 を進めるのが、爆買い頼みからの一番 のビジネスリスク回避だと思う。

中国小売では為替の変動に応じて、小売値を変動させることが非常に少な い。中国での多くの日本商品も未だに 5年以上前の為替で設定しているため、 日本の倍以上の価格で販売されてお り、それが並行輸入を引き起こした大 きな要因でもある。爆買いを商品の良 さを知ってもらった好機と捉え、中国 においても今の為替に合わせた価格 設定に見直し、日用品を現地で常時 買ってもらえるよう方向づけるべきで ある。

人民元
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