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販売員という職種について思うこと

中国は、世界の労働集約型企業が安価な労働力を求めて一極集中した結果、「世界の工場」になりましたが、労賃が割安だった時代は終わり、今や手に職を得た技術者は1万元超の労賃で中国全土を渡り歩いています。

一方で、「世界の市場」の販売現場を担う一般販売員(高級ブランド店販売員は除く)の労働条件は恵まれていません。ワーカーと違い宿舎や食事が提供されることはありませんし、一日10時間以上の立ち仕事に最低賃金で従事させ、収入を増やしたければ売り上げを上げろという企業や人材育成に注力しない企業もまだ多くあります。販売員の定着率が極めて低いのは事実ですが、一方的に販売員の質の悪さに帰するのはいかがなものかと思います。

当社は、当地ですでにBPOを展開中ですが、昨年来、良い販売員がますます採れなくなっています。10名必要であれば、その5倍の人数の書類審査を経て面接を行いますが、「天気が悪い」「気分が乗らない」等の理由でドタキャンが発生したり、「明日からでも働きたい」など切羽詰ったケースも多くあります。

現在の中国一人当たりGDPは日本の1975年前後の水準です。ダイエーが国内小売り売上高トップとなり、社長の中内氏が販売員の地位向上を目指していた頃です。販売員も頑張れば処遇面で報われ、叩き上げの副店長クラスで年収が1000万を超えていたと記憶しています。

当社のBPOでは、研修やSVによる店舗巡回指導などを通じて、やる気ある販売員の売り上げアップを支援し、インセンティブが増えることで販売員という職種に面白さを感じてもらい、長くクライアント企業に貢献する、販売員と企業のWIN-WIN関係構築に貢献することを目指しています。

リスクも多々ある中で、取れるリスクはコントロールする。若い販売員についても、労務リスクだけを見るのではなく、彼らの可能性をうまく引き出す努力が必要だと強く感じています。目的意識を明確にしたうえで、結果に繋がる「やるべき事」を具体的に指示してやる。現場主義をやるには、まず目線を下げることが肝要です。

~ヒトコムは、販売最前線において、 「総合力」 でお役にたてる営業支援企業です。

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