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第4回 大同特殊鋼にERP改善提案 効率化や部署間交流進む

大同特殊鋼の現地法人・大同特殊鋼(上海)は、ERPを事務処理の効率化のみならず、部署 の垣根を越えた社員同士の交流と意思疎通の強化に活用している。当初は財務などERPの一 部機能のみ使っていた同社だが、業容の拡大に伴いさまざまな機能を使いこなす必要が生じ、 上海華鐘信息管理コンサルティングのサポートを受けながら改善に取り組んでいる。 

 

セクショナリズム対策も

大同特殊鋼は2000年に中国進出した。大同特殊鋼(上海)は11年に、グループ商品の中国での販売、マーケティング、 関連会社や顧客への技術面も含むサポー トなどを目的に設立された。主要市場は自動車産業。産業の高度化により日系・ ローカル系・欧米系問わず特殊鋼の需要 が高まっており、設立から4年で年商は倍増、15年上期も増収基調にある。

ERPについて、当初は財務機能などの 使用にとどまっていたが、事業拡大とサー ビスの高付加価値化に伴い、諸機能を 全社的に活用する必要が生じてきた。そ こで、システム化の提案ができる事業者 として上海華鐘信息管理コンサルティン グを紹介され、13年にセキュリティなど のIT監査を、14年末にERP監査を依頼 した。ERP監査に基づく改善提案は15 年から順次実行している。

神谷祐司董事長はさらに、「社員数が 少なかったときは、仲間意識で助け合っ ていたが、組織化が進むにつれ、“それ は自分たちの仕事ではない”と線引きす る傾向が強まった。“ERPによる業務負 担軽減”という共通の目標を投じること で、部署の垣根を越えた議論・交流が 生まれるのでは、と考えた」との目的も 明かす。

中国でも特殊鋼の需要が高まっている(写真はイメージ)

中国でも特殊鋼の需要が高まっている(写真はイメージ)

 

業務フロー設定も含め、改善

改善活動の成果について金本隆総経 理は「業務フローの設定も含めた改善提 案をいただいたおかげで、短期間で順調 にシステムを立ち上げられた」 と語る。機械部の清水健司 高級経理は「ヒューマンエラー が減少し、データ検索が可 能となり、部門間の情報共 有が進んだ。機械部だけで、 業務時間を月間30時間ほど 削減できた」という。管理部 の何腊梅部長は「どの部署が何を必要 としているのか分かり、非常に勉強になっ た」と振り返る。

上海華鐘信息管理コンサルティングの サポートについては、「問題が生じたとき も、深夜まで当社オフィスで食事も取ら ずに対処してくれた」(機械部の李門君主 任)、「質問は当日中、遅くても翌日には 回答してもらえる」(同部の倪震浩氏)と 信頼を寄せている。

「部署間で、他部署の仕事を理解し合 おうという風土も芽生え始めている」(清 水氏)と、神谷董事長の狙いも実を結び 始めているようだ。

右から金本総経理、清水高級経理、倪氏、李主任、何部長

右から金本総経理、清水高級経理、倪氏、李主任、何部長

 


 

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