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消防安全上のポイント②

自動消火システム(スプリンクラー)の設置

自動消火システムを設置するかどうかについては、生産現場または倉庫の防火区画面積に応じて、防火設計の基本となる規範「建築設計防火規範」(GB50016-2006、以下「建規」と略す)8.5の規定により定められています。

当社が過去設計した多くの工場、倉庫では、この自動消火システムを設置する必要がありませんでした。それは、いずれもこの規範で規定されている防火区画の「許容最大建築面積」の範囲内だったためです。ただし生産の必要上、工場や倉庫がこの防火区画面積を超えることもあります。この場合は当然自動消火システムを設置しなければなりません。このシステムの設置が必要か否かについては、設計会社の判断が重要になります。

消防ポンプ選定のポイント
ポンプの流量に注意

関連規範「スプリンクラー消火システム設計規範」(GB50084-2001)により、倉庫内に高いラックがあるか、保管物が高く積み上がっている場合には、火災発生時に早期の消火を可能にするため「快速対応型」の噴射口を使用することが多々あります。

この場合、噴射口の水設計流量は大きくなり、噴射ポンプは2台並列作動とするのが通常の考え方です。なお、設計の際には消防ポンプの流量に注意しなければなりません。ポンプメーカーによりますと、並列作動時には総流量が5%減るようなシステムになっているからです。例えば、噴射とスラムの設計流量が90Lの場合、単一ポンプでは流量45L/S、並列作動では流量85.5L/S(5%減)となり、設計流量に達しません。従って、水ポンプの並列作動時には、流量に対し1.1—1.2の系数を考慮して選定しなければなりません。設計者は設計時にポンプの規格を決定し、メーカーに流量の照合をすることが大切になります。

消火栓の配置のポイント
工場と倉庫の情況を考慮して設計する

前述した「建規」の8、4、3、7条では、室内消火栓の配置について、室内のどの場所であっても同時に2カ所から消火できるようにすることと定められています。また、建築物の高さが24m以下、体積が5000m³以下の倉庫の場合、室内のどの場所であっても1本のノズルにより消火できるようにすることと定められています。これらの消火栓の水が届く範囲(保護半径と言います)の計算公式は「建築給排水設計手帳」に示されています。

ただし、この計算公式は消火栓の保護半径に障害物のない理想的な状態で出された結果であり、室内の設備、棚、間仕切り壁などについては考慮されていませんので、設計者はこの点もよく考慮して設計しなければなりません。

このように、消防安全上の設計には複雑なプロセスが伴いますが、カイザー建設はこれまでに蓄えた経験と実績により、皆さまのために合理的でコストを抑えた適正な設計をしております。

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