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ビズマガ

強いマネジメント

仕事柄、お客さまの会社の社員に関するご相談が多く、労務管理という分野では、どうしても解雇や懲戒、降格、減給など非常にネガティブな相談に偏ってしまいます。そのような仕事を10数年もやってきますと、ご相談の内容に対して法律はどうなっているか、これは法律のどこに抵触するのか、それでも強引に進めるとどのような問題が起こるのかは大抵予測できてしまうものです。

法律がこうなので、それはできませんと言ってしまえばそれまででしょうが、お客さまはそれでは納得されません。「法律は分かっている。それを踏まえてどうすればいいかが知りたい」と、企業の皆さんは普通考えます。お客さまが知りたいのは、もちろん法律違反は犯さずギリギリのところで処理するにはどうしたらよいか、その場合に発生する労務リスクは何が想定され、どの程度の確率で起こるのか、ということだと思います。

従ってこちらの対応も、あたかも自分の会社で起こっている事象かのように、どうしても感情移入してしまい、私はよく「私だったらこうする」と述べてしまいます。それが余計なこととして映るのか、あるいはそこまで真剣に考えてくれていると映るのかは、そこはお客さまに評価していただくところです。

お客さまの中には非常に優しい方もいらっしゃいます。それが性格なのか、余計なトラブルを避けたいという気持ちがあるのかはさまざまですが、明らかに少なくとも懲戒、もっと言えば契約解除にすべき事案であるにもかかわらず、方針がはっきりしない。そのうち私も、「結局、どうしたいのですか?」と問い詰めると、解雇にはしたくないという返事。しかし、今許すと将来もっと大きなリスクとなって企業を襲うということもある訳です。

私のような商売、いやこれは私の性格かも知れませんが、お金をいただいているから余計なことまでは踏み込まないこともできるのでしょうが、私はそれでは納得できない。この時点ですでに自分の会社での出来事として感情移入してしまっているのです。優しさももちろん大切です。しかしダメなことはダメ。限度を越せば聞き入れることすらしませんというくらい、マネジメントを担う方には強さを持ってもらいたいと思っています。

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