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中国の人口, 21世紀末には半減か – ダボスフォーラムで波紋


[ 2016-09-23 ]

「2016年夏季ダボスフォーラム」で社会科学院の人口学者である鄭真真氏は、中国の人口は今世紀末に1980年の水準である10億人まで減少すると発言し、議論を呼んだ。人口減少はその後もとどまらず、出生率が世代交代のレベルに必要な水準(2.2)に戻らないかぎり、さらにスピードを速めていくという。統計では2015年の出生率は1.25だ。

中国は16年初頭に全面的に出産緩和を行い、2人目の出産を開放した。しかし、北京大学の人口学者である李建新氏は、東アジア諸国の経験に照らせば、出生率を2以上の水準に回復するのは不可能としている。

米ウィスコンシン大学の人口統計学者で『大国空巣』の執筆者である易富賢氏は、出生率は17年に1.4まで上昇するが、その後は下降を続け35年には1.1になると予測する。仮に出生率が回復し、56年から今世紀末まで1.3の水準を維持しても、2100年の中国の総人口は5億6000万人に過ぎないという。

人口学者の梁建章氏や黄文政氏は、国際連合が中国の人口を長期に渡って高く見積もりすぎていたと指摘する。たとえば、国連の2000年の予測では、2010年から15年までの中国の出生率を1.9と見積もり、15年に1.55に修正したものの、実際の数値(1.25)とは乖離している。

現在、中国の出生人口は年間1700万人だが、今後10年に渡って出産適齢期にある23~30歳の女性人口は40%以上減少する。出生率を1.5で計算しても、人口を維持できる2.2の68%に過ぎない。【第一財経日報6月29日】



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