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特集

ベネフィット・ワン – モバイル福利厚生で, 社員同士が褒めあう風土に


[ 2017-01-07 ]

企業や官公庁の福利厚生業務代行を手がけるベネフィット・ワンの現地法人ベネフィット・ワン上海は、「インセンティブ・カフェ」のモバイル専用版を開設した。同サイトでは、従業員が勤務成績などに応じ会社から支給されるポイントで買い物ができる福利厚生サービス。以前からモバイルにも対応していたが、タッチパネルの利便性やSNS機能の強化が加わり、早くも反響を得ているようだ。

 

福利厚生もモノからコトへ

中国の人々は夫婦共働きが一般的な上に、経済力が一定水準以上の市民となると結婚祝いに親がマンション購入の資金支援をすることもあり、「ホワイトカラー層へのヒアリングでは世帯月収が日本円換算で50万円以上、しかも家賃不要のためその大半が可処分所得というケースも少なくない」(ベネフィット・ワン上海董事総経理の鈴木梢一郎氏)。そのため鈴木氏は、「中国人社員に対するインセンティブとして、季節の贈り物としてのギフトカードや、単純な社員旅行などは、既に効果的とはいえなくなっている」と指摘する。代わりに人気が高まっているのが、優秀社員を家族ぐるみで表彰したり、優秀社員の家族を社員旅行に招待したりするなど、“モノよりコト”に主眼を置いた福利厚生だ。

同社のインセンティブ・カフェは、会員企業がポイントを買い取り褒賞として従業員に付与し、従業員はそのポイントで日用品や旅行などのサービスを購入するシステム。目標の品を購入するためポイントを貯めるマイレージ的要素、家族で商材を選ぶ一家団欒の要素に加え、従業員間でポイントをやり取りできるプレゼント的要素もあり、モノ消費の形をとったコト消費の仕組みを備えている。中国での会員企業数は約100社、うち7割ほどを日系企業が占めている。また会員企業の多くは、従来は季節の儀礼などのプレゼントや社員旅行などに使っていた福利厚生予算を原資にして、インセンティブ・カフェを利用している。

 

利便性とSNS機能を強化

モバイル専用版は、2016年7月からスタートした。従来のパソコン版もモバイル対応はしており、会社からの公告ページ、メッセージのやり取りもできる優秀社員紹介ページ、忘年会の出し物などへの投票ページなどSNS的な機能も共通しているが、タッチパネル操作を前提とした構成など利便性の強化を図ったところ、「新サービスを開発したと思われるほど、プレゼン時の反応が違う」(鈴木氏)という。また、社内限定で“友達の輪”をつくれるモーメンツ的な新機能も搭載している。モバイル専用版がライバルとの差別化になって契約を獲得した実績も既に出始めているという。

鈴木氏は、「今後は福利厚生のみならずRecognition(=社員同士が互いに褒めあう企業文化の醸成)への需要もますます高まるだろう」とにらみ、市場開拓に意欲を見せている。

Whenever BizCHINA 2016年12月号, ベネフィット・ワン, インセンティブ・カフェ, モバイル版, 福利厚生, 中国

インセンティブ・カフェのモバイル専用版。タッチパネルに対応したシンプルな画面構成にする一方、SNS機能は強化されている

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